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モラハラは治らない

うちの変なモラハラ夫

最初に言っておきます。
モラハラは治りません。
今、身を持って実感しています。

「治った風」ではあっても、人間を根本から変えることなど不可能に近いんですよね。
本人が「死」を身近に感じるとか、それくらい人生観が変わる事があればわからないですけど、
まずモラハラの人種に関しては「死」を感じる程の経験をしても変わらないかもしれません。

そう思います。

前回の記事の続きになりますが、夫が管理する生活費の事で私は悩みまくり
「夫が家計管理をする家庭」について調査しました。
収入や夫婦共働き、子供の有無など色々シチュエーションは違うと思うので、
夫と同じ会社の同じ営業をしている我が家と同じ様な家庭2組に話を聞きました。
ただ違うのは、
“夫よりも10歳程後輩”という点。

夫は管理職にもついているので、その二組の家庭よりも収入が高いのは明らかで
私は同じくらい生活費をもらってもいいのではないか、と判断しました。

結果、その2組はほぼ同じで、
・毎月決まった額の生活費をもらって、その中でやりくりをする。
・余ったらお小遣いにしたりする。
・そしてボーナス時にはお小遣いを貰える。
・妻はお小遣いを使わなかった時は貯金している
というものでした。

私は夫に生活費の無心をするのが憂鬱で憂鬱で、夜も眠れなくなっていたので
「嫌な事は早く終わらせるべき!」という自分の信念に乗っ取って、その2組の家庭の事を夫に話す事にしました。

私は「じゃあ同じ感じでいこうか!」と言ってくれる事を期待していました。

が、

そんな訳ないですよね。



結果夫から提示されたのは、
生活費はその参考にさせて貰った家庭の約半分
お小遣いは1万
欲しいものがあれば都度夫に申請をして、許可が下りれば買ってもらえる

「主婦がお小遣いを貰って何に使うんだ?」
「その2組の家庭はおかしい」
そう言っていました。

提示された生活費もギリギリのもの。
「これじゃやりくり出来ないか?俺は出来るけど」
「これで出来ないならアイデアや工夫をすべきだ」
そうとも言われました。

全く余白の無い金額設定で、私は冬休みに息子とポケモンの映画を見に行く約束をしていて
「これじゃ映画館でポップコーンも食べられないよ…」と言うと、
「パートしてるんだから、それくらい自分で払えよ」との事。

そして納得いかないのは、夫は自分の飲み代で酔っ払っていくら使ったか把握していなくても、
飲みの度にタクシー代がかかることも仕方ないと堂々と私に言いました。

それ自体に関して私は異論はありませんが、私にそれだけ厳しく強いるなら夫も同じくらい厳しく生活して欲しいと思いましたし、
飲みに行く時にそれくらいの気持ちの余裕が欲しいなら、私にも生活費にもう少しだけでいいから、余裕が欲しいと訴えました。


「そんなに自由になるお金が欲しいなら自分で稼げ」と言われました。

うん、もちろんバリバリ働きたい。
でもあなたとの子供を育ててるし、これからあなたとの子供を産んで育てなくちゃいけない。
なにも何でも買って欲しい訳じゃない。
出来ればあなたに買って貰いたくなんかない。

また消化できない気持ちが私の中でグルグルと渦巻きました。

もちろん上を見ればキリがないし、下をみてもキリがない。
夫は水道光熱費も生活費も出してくれている。
もちろん有難いことだし、当たり前のようで、当たり前ではない。
なんの不満があるんだろう?

私が贅沢なのかもしれない。
私がワガママなのかもしれない。

でも窮屈で窮屈で、私は息も脳みそも苦しくなってしまいました。

「窮屈でいつか逃げちゃうかも」気が付くと私はそう呟いていました。

夫は「俺は間違ってないからそうしたいならそうすれば?でもtokoが変だし、その二組の家庭も俺は違うと思う。そんなに渡してその妻たちは一体何に使ってるんだ?そもそも妻が貯金する意味なんてあるのか?」

あぁ夫は自分の稼いだお金を私にびた一文も貯金させたくないんだな、と思いました。


その他にも、私が5年程前に引き落とし口座を間違ってしまったことがあり、どちらもこの家庭の口座だったので損害は無かったのですが、夫は昨日起きた事かのように激動し、「あの時、大して謝ってもらってない」とか「あの口座からtokoにお金を全部持っていかれた!」とかマジで10回以上同じ話で責められ「それは本当に私が悪かった」とその度に謝りました。

私も夫の過去のお金の使い道について話した時には「ほんと過去の話が好きだね」と私を見下しました。

そして「申し訳ないけど、俺はtokoを信用してないからこれからは俺が管理するわ」と、全く申し訳ないと思っていない態度で言われました。


完全に私の意見は聞いてもらえなかったものの、生活に困らないだけのお金はくれるという夫の提示する条件自体に不満はないはずなのに、
何故か納得がいかなくて、やはりほとんど眠ることは出来ず、脈はドクドクと速い速度で脈打ち続け、食欲も無くなりました。

その話し合いの翌日は仕事で、職場に行ってパート仲間と挨拶をする。店長と仕事の話をする。お客様とコミュニケーションを取る。


その全てが私の癒しになりました。

夫以外の人とコミュニケーションを取るって、こんなに心地良いものなんだ。
そう心から思いました。

ぶっきらぼうなお客様がレジに来ても、それでも夫と話すよりは断然心地よかったです。

夫は何も変わっていない。
そう確信しました。



コメント

  1. みちむ より:

    お久しぶりです。結局、再構築失敗したみちむです。
    読んでいて辛かったです。
    経済的DVじゃないですか?公的機関相談すすめます。2人のお子さんのためにも。

    • toko より:

      みちむさん、お久しぶりです!
      コメントありがとうございます。
      一応、生活出来るだけのお金は払ってくれるので、経済的DVと呼べるのかどうか…
      心配して下さってありがとうございます。
      そういう優しさに癒されます。。

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