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義母の話~どうしてもお餅食べなきゃダメですか?編~

義母のこと

よくよく考えてみると、年末年始くらいしか義母に会う機会ってないから、
まだトータルで十数回しか会ったことないんですよね。

なのに。
まだまだ書ききれないことがあるんです。
てことはですよ?
1分1秒が変、てことなんですよね。

フルで料理を作ることを強いられたお正月で学んだ私は、
“美味しいものを食べたかったら自分で作るしかない“と料理三昧の覚悟を決めました。
やっぱ不意打ちなのと、最初からわかってるのとはメンタル的にも体力的にも全然違いますからね。
幸い食料の買出しは義父がしてくれていたので、美味しいお肉とカニもしっかり買ってもらいました。もう、私の楽しみは自分で作った霜降り牛のローストビーフとカニだけです。
それが私のお正月の活力でした。
なので夫の実家に行く前に“作るものリスト”を作っていきました。
そうした方が買出しにも無駄が無いと思ったからです。
買出しには「具合が悪くて外出できない義母」もしっかり着いて来ました。

きっと喜ぶだろうと思い「お母さん!今年はおせち私が作りますからね!」
と言うと、

「え?聞いてないわよ!お鍋ないんだけど」といつもの抑揚の無い怒り口調で言われました。

や、や、や、やっぱり、思ってたのと違うリアクション…

そう言って義母はお鍋を探しにどこかへ行ってしまいました。
それを聞いて義父は
「お鍋が無いわけないだろ!!!!!!」と言い、
た、た、た、確かに。お鍋ない訳ないじゃん。
え?!迷惑なの?!

そうして義母はお鍋を買い、家に戻り、さっそく料理を作らないと間に合わないので
一息つく間もないまま私はキッチンに立ちました。

え!お鍋めっちゃあるじゃん!えーーーー?

とにかく、それを義母に伝えたところで何の意味もないのでスルーしました。。

義母は「味がわからない、何を食べてもまずい」とか言う割りに、よく食べました。
多分私より食べてるので、試しに「お母さん、どうですか?美味しいですか?」
と聞いてみました。
すると急に箸を止めて「美味しいかどうかもわからない。」って言うんです。
きっと“味がわからないキャラ”のこと忘れて食べてたんでしょうね。

義理の姉は毎年、ドーナツやケーキ買ってくるんですけど、しっかり自分の分を取り置きしてますからね。私は見逃しませんよ!!!!!!

ある日の朝、義母は早くから起きてお雑煮を作ってました。
「あぁまずい…まずい…味がわからないから」とまた抑揚のない口調で一人ブツブツ言ってましたが無視しました。ほんとに、まともに相手してたらめちゃくちゃ損するんですよ!
そこに夫や義父もぞろぞろと起きてきて、朝ごはんにお雑煮を食べるということになりました。

「まずいんだけど、tokoちゃんお餅何個食べる?まずいんだけど。味がわからないから。」

と聞かれました。

正直、あの掃除の行き届いていないキッチンで作った汁物。
しかも「まずいから」と言ってます。

全然食べる気になりませんでした。

「朝はもともとあまり食べないので、まだお腹空いてないなぁ~とりあえず今はいらないです!」
と言って断りました。

そうしたらね?

「tokoちゃんお餅食べないの?なんで?ねぇtokoちゃんお餅食べないんだって」
って私の夫や義父に何度も何度も言うんです。
私の予想では、体調悪いと言っている自分がしっかりお餅2個食べるのが、なんか体裁が悪かったんじゃないかと思いました。

ほんっとにしつこかったんです。
お餅なんで食べないのお餅なんでたべないのtokoちゃん1個も食べないのよ
呪文のように言い続けるんです。
朝から頭が狂っちゃうんじゃないかと思いました。
私がお餅を食べるまで本気で言い続けそうだったので、
でも、やっぱり義母が作った“まずいお雑煮”を食べる気にはならなくて、
一番衛生面で安心な「オーブントースターで焼いてお砂糖とお醤油で食べる」ということにしました。
もちろん「この食べ方が一番好きなんです!」と言って食べました。
そして、やっと義母は黙りました。

もぅ~ほっといてよ~なんなんだよ~~~~~~


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