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“普通”であるということ

結婚生活について思うこと

先日、ここで書いた優しさSSクラスの旦那さんを持つ友人のAちゃんは、自分の家庭について
「ふっつーだよ!」と言います。

ここで言うAちゃんの言う“普通”とは、ブログに書く様な事が何も無い、のだそう。

私は普通である事が最上級に難しい事だと思っているので、普通に『ふっつーだよ!』と言えるAちゃんをついつい「すっご!」と尊敬の眼差しで見つめてしまいます。

なのであえて今回、“普通のAちゃん家庭”についてブログを書こうと思いました。
何故なら、このブログの中においては普通じゃないからです。

年末に、このAちゃん宅に2泊3日で息子と泊まらせてもらいました。
3日間も夜ご飯を一緒に食べたりお風呂に入ったり、居候させてもらうとAちゃんと旦那さんの完全ではないにしても“素の感じ”が垣間見れました。

ふっつーなんですけど、すっごい羨ましかったです。

例えば、こんな会話。
「このドレッシングがすごい美味しいんだよ!」
と私にドレッシングを紹介してくれて、
「そうそう、今うちでこれが流行ってるんだよね!」
「うん、やっぱり美味しい!」
「あ、もうこのドレッシング切れちゃいそうだよ!ヤバイ!」
「買ってこなくちゃね!!」


そして、こんな会話。
バタバタな1日でAちゃん夫婦がお気に入りの唐揚げを買って夜ご飯にした時は、
「あそこのスーパーの唐揚げ美味しいから夕方売り切れちゃうんだよね」
「今日買えたんだね!」
「あれ?今日のあそこの唐揚げちょっと色薄くない?」
「そうかな?今日は普通のやつと、ゆず塩味買ってみたよ!」
「うん、やっぱりもも肉は美味しいね!」
「いや、これ胸肉だし!」そして笑い合う二人。


うぅ…眩しいぃぃぃ~~~!

普通の会話なんだけど、家庭のご飯を楽しんでいる旦那さん。
そして会話のキャッチボール。
二人とも、変なところにボールを投げないし、変化球もないんです。

子供達が寝静まった後は晩酌をしていたのですが、
あつまみのウインナーを一生懸命焼いてくれる旦那さん。
そして子供が寝ぼけて奥の部屋から「ふぇ~ん」と泣き声が聞こえたら、旦那さんがいち早く察知して、子供の元にダッシュします。
そして寝かしつけから戻ってきた旦那さんにAちゃんがワインを飲みながら「起きてた~?」と旦那さんに聞きます。
旦那さんはニコニコして「うん、でも寝たよ!」と答えます。

そしてそして、夜中に夜泣きしてしまった二人の息子くん。
もちろん二人で起きて、二人でワタワタ。
二人で一生懸命、夜泣きする息子くんに向き合ってる。


え?!これって、ふっつ~?!


我が家でこの一連の流れが起きたら、私、1週間は幸せボケで過ごせそう。笑
というか、実際この平和なAちゃんの家で過ごして癒されました。

この旦那さんの優しさを子供も理解出来るのか、私の息子もAちゃんの旦那さんに夢中で帰り際は「まだ帰りたくない!」と言って「次は○○くん(Aちゃんの旦那さん)にいつ会えるの?」の質問攻めに遭いました。
よっぽど楽しかったみたいです。


お金を持ち過ぎない。かといって貧困過ぎない。
愛されすぎない。愛しすぎない。
普通でいるためのバランスってすごく絶妙で、Aちゃんの家庭に置いては、SSクラスに優しい旦那さんと、バランス感覚にすごく優れているAちゃんとで良い家庭を築いてる。

普通でいるためのバランスは各家庭によって違いますが、そのバランスって自然に勝手に取れる訳じゃないと思うんです。
現にAちゃんの家庭は、
二人とも無理せず頑張ってる。
二人ともが自分の事を1番に考えてない。

そんな感じがしました。

私もこのブログに書く事がなくなった時に「普通になれた」という事なのかもしれません。
今のところ、まだまだ書ききれない話が山程ありますが。笑

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