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睡眠薬

tokoの部屋

私は夫と結婚してから10年間、日常的に睡眠薬を飲んでいました。
もちろん毎日ではないし、妊娠中、授乳中も飲まなかったし、なるべく飲まないようにしていましたが、やっぱり眠れない時は飲んでいました。

元々私は眠るのが得意ではなく、眠りにつくのにも時間がかかるし、やっと眠れたと思っても物音や雨の音で目が覚めるし、何も無くても目が覚めます。


そして、飲みに行きまくる夫。


相性が言い訳ありませんよね。
いつもどこで誰と飲んでいるのかハッキリしない。
何時に帰ってくるのかもわからない。
深夜に目が覚めて、ベッドに夫の姿が見当たらない。「まだ帰って来てないんだ」と思って何時か確かめる為に携帯を見る。そして眠れなくなる。そうこうしてるうちに夫が酔っ払って帰って来て(平均して2時~3時が多かったです)、ドアをバーン!足音ドーン!そして大声で歌を歌って、「静かにして!」と注意するとヘラヘラ笑って「怖い」と馬鹿にされます。そしてガーガーいびきをかいて即寝る夫。それにまた腹が立って眠れなくなって、朝を迎える。
そんな生活を週に2,3はしていました。授乳中は本当に最悪でした。


唯一の安心できるはずの家族がそんな存在で、私の睡眠はどんどん悪い方に、悪い方に向かっていきました。
そして日中の仕事や育児に支障が出ることから、睡眠薬を飲む様になりました。
薬の効き目はそれぞれなので、なるべく朝に残らない、自分に合う薬を見つけるまでにかなり苦労しました。


夫はそれでも早く帰って来てくれる事はなかったし、飲みに行った先で私が安心出来る様に連絡くれる事もありませんでした。


ある育児真っ只中の時、あまりに改善しない夫の生活態度に私は限界を感じて、深夜にベロベロで帰って来た夫の目の前で手元にあった睡眠薬を全部飲もうとした事がありました。
その時私は死にたかったという訳じゃなかったと思います。


でも、どうにかなりたかった。
夫に伝える手段はそれしかないと思いました。



でも夫は「やめろ」と言うだけで、生活態度も、飲みの姿勢も変わる事はありませんでした。


「私が睡眠薬飲んでも、それでも遅くまで飲み歩きたいの?!」
と聞いた事が何度もあります。
でもその度に「俺の事を信用してないのか。眠れない原因は俺じゃない」そう言い返されました。
他に何があるんだよ、と思いますが、10年間ずっと配慮してくれる事がなかった事を思えば、きっと夫は本気でそう思っていたんでしょうね。


そして別居し始めて、ずーっと長年悩み続けてきた睡眠が改善したんです!
やっぱり不眠の原因は夫だったんだ!
別居しているとはいえ、夫のモラハラを感じるとやはり眠れなくなります。
今は養育費の問題もあるので最近はまた不眠気味ですが、夫の害が私に及ばなければ改善されるということがわかっただけでも嬉しかったです。

私って自力でぐっすり眠れるんだ!
その事実が嬉しくて嬉しくて。

やっぱり別居したら、嬉しいことばかりです。笑



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