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夫の酒癖は治らない?

モラハラ夫との日常

今はコロナによる緊急事態宣言中で夫はお酒を飲みに行くことが出来ず、ここの所ずっと毎日家に帰って来てるので、夫の3代トラブルの一つである「お酒のトラブル」の存在を忘れていました。

そう、夫はお酒が大好き、特に飲みに行くのが大好き。
家にまっすぐ帰る日々なんて耐えられない!と言う人種。

コロナが流行する前は、本当に本当にお酒のトラブルが絶えませんでした。

夫のデフォルトは↓
モラハラ+酒癖+腰痛ハラスメント+自己愛性パーソナリティ障害+変な人
なんです。

日常生活を送る上で夫の飲み会には本当に振り回されていたのですが、最近はコロナのお陰で一つトラブルが減っていたんですね。

ところが!

先週の金曜日のこと。
かなり遅くなっても夫は帰ってきませんでした。

仕事を頑張っている夫の帰りを待たずに寝室に行くのも躊躇われて、赤ちゃんと一緒にずっと夫の帰りを待っていました。

その日は雨がかなり降っていったので、迎えに行こうかと思い電話をしました。

すると明らかに呂律が回っていない口調で「もしもし」と電話に出ました。

「え?!お酒飲んでるの?」
「うん、今帰るから〜」
「会社で飲んでるの?」
「うん」


え?!会社で飲んでる…?
後ろから何人かの酔っ払ってる声も聞こえてきました。


居酒屋さんが開いていないから公園で飲んだりしているニュースがかなり話題になっていましたが、まさか会社で飲むなんで思いつきもしませんでした。

しかもベロッベロになるまで。

私が夫の食事の準備をして、寝室に行って寝たくてぐずっている赤ちゃんをなんとかやり過ごして、迎えに行こうか悩んで、お仕事大変なんだなぁと心配してた中

会社で酒を飲んでた?


何度も書きましたが、小学校の行事に参加する父親のことを「このコロナ禍の中参加するなんて常識がない」だとか、市の職員の方が用事があって家に訪ねてきてくれる時も「こんな状況の中、家にくるなんて有り得ない」だとか散々文句言ってましたよね?

そんなこと言いながら、自分は会社で飲み会するの?それは常識あるの?有り得るの?

そしてその日の深夜。
うちの愛猫が明らかにおかしな様子で嘔吐を繰り返し出しました。

ベロベロに酔った夫は、そんな猫の様子に見向きもせずに背中を向けたまま寝ています。
私は赤ちゃんのお世話をしながら、猫の吐瀉物を掃除して周り、それによって赤ちゃんは泣いてしまって、また泣き止ませたり、また猫が吐いて掃除したり、の時間を繰り返しました。

そんなにバタバタしていてもやっぱり夫は、背中を向けたまま、声を掛けてくれることすらありませんでした。

そして朝が来て、猫はもう吐くものがなくなったらしく、今度は胃液を吐き続けていました。
夫はというと、酷い二日酔いらしく起き上がることも出来ない様子でした。

上の息子は「どっか行きたい!」と騒ぐ。
赤ちゃんは泣く。
猫の様子が明らかにおかしい。

なぜ全てのことに私だけが対処しなければいけないの?
なぜ私だけバタバタしてるの?

そして体調が悪すぎて何も出来ないと夫が言うので、私は赤ちゃんを連れて、激混みの動物病院に行くことになりました。

どうしようもなく怒りが込み上げてきて、夫に「こうして赤ちゃんを連れて病院に行くのが大変だってことわかってる?」と聞きました。

夫は起き上がれずソファに寝転んだまま「赤ちゃん置いていけば?」と言いました。
そんな人に赤ちゃんを預けられるわけがありません。

そしてまだ首の座っていない赤ちゃんを片手でなんとか抱っこして、もう片手に猫を抱えて病院に行きました。

猫はやっぱり異物を食べていて、手術することになりました。

お昼過ぎにやっと家に帰ると上の子にゲームをさせて夫はやっぱりまだ寝ていました。
猫の様子を聞くこともありません。きっと自分の二日酔いのことで精一杯なんでしょう。

そして午後は私が一人で、赤ちゃんと上の子を連れて出かけました。
結果、夫は夜ご飯を食べる時だけ起きてきて、それ以外はずっと寝ていました。

ドッと疲れました。

この日に起きた全てのこと。
夫が居なければ、ここまで疲れなかったと思います。

夫がいるから、疲れたんです。

大事な猫を病院に連れて行く、上の子と遊びに出かける、赤ちゃんの面倒をみる、どれも私にとって大切なこと。そこに二日酔いで自分のことで精一杯の夫と言う登場人物が現れるだけで、私の心境はかなり違います。

それなら居ないほうがよっぽど気持ちが楽です。

そして最近はすっかり忘れていましたが、夫が飲みに行く生活を思い出しました。
居るのに、頼りに出来ない。
居るのに、何も出来ない。
居るから、余計に負担が増える。
何より、精神的に疲れる。
そんな日々。

それを思い出して、私は母に電話をして「絶対離婚する!」と宣言しました。
母は「それずっと言ってるよ笑」と笑って言いました。

もうあんな日を過ごすのは本当に御免です。
そして夫が久しぶりに飲んだ日に、猫の体調が悪くなったことにも意味があるような気がしました。






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