義母の話～お正月の始まり編～

前回書いた様な事が大抵あるので、お正月は正直行きたくない。
1泊で帰ろうか、とも思うんですけど、遠いので1泊もちょっとキツイ。
じゃあ、ホテル泊まればいいんだ！って閃いたんですけど、ケチな夫は「お金かかるし実家に泊まろう」と言い出します。

だから、お正月私と息子を置いて飲みに行ってしまうのが嫌なこと、皆の分食事の準備を毎日準備しなくちゃいけないのがちょっとキツイことを相談しました。

そうしたら夫は「飲みにいくのはやめる。っていうか一緒に来れば？」
って言うんですよね。
いやいやいや。朝から酒飲んで酔っ払ってる義父と義母に息子を預けて出掛ける…？
いやいやいや。無理でしょ。

そんで食事の準備については、
「嫁なんだから当たり前なんじゃないの？」

って平然と言い放つんです。
「言い放つ」のは義母の血を受け継いでますね。

だから「手伝いするのと、主にするのが当然って思われてるのはちがくない？」
って言ったんですけど、じゃあ俺も手伝うよと言われ、毎年なんだかんだで最低3泊するはめになってしまう訳です。

一応、毎年お正月前に義母に「調子はいかがですか？」とメールを送って様子を伺います。
そうすると、必ず「悪いです」と一言返ってきます。
それもチャンス！と思って、夫に義母が具合悪いから行かない方がいいんじゃない？迷惑になっちゃうよ…ってジャブを打ってみるんですけど、「気にすんな」の一言。

あんたは気になんないでしょうよ！

毎年、年末の始まりはこんな感じです。
それで息子を連れて、電車に乗って空港か駅→飛行機or新幹線→地下鉄JRの乗り継ぎ
をして実家に行くんですけど、朝に家を出発しても、結局どこかでお昼ご飯を食べたりなんだりしてたら大体夜の10時くらいにあっちの実家に着くんですよ。
しかも移動中は夫、爆睡ですよ。こんな時に限って寝ない息子の相手は私一人ですよ。
めちゃくちゃ疲れてますよ。
ヘトヘトですよ。

でもね、着いて早々すでに酔っ払って出来上がってる義父が
「年越し蕎麦食べるぞ！お母さん！年越し蕎麦！」って言い出すんです。
そしたら義母が

「お蕎麦ゆがけない。味がわからないから。tokoちゃんゆがいて」

て言ってくるんですよね。

お母さん？お蕎麦をゆがけないってどういう事ですか？
味がわからないって、お蕎麦ゆがくのと何か関係ありますか？
めんつゆの希釈、ちゃんと書いてありますよ！
え！それでお蕎麦しっかり食べるんですか？！
え？！てか天ぷらまで食べるんですか？！？！
体調悪いんですよね？！？！
おかあさーーーーーーーーーーーーーん！！！！！！！！

これはまだ、実家について20分足らずの出来事です。
そんなお正月はまだまだ始まったばかりで、
着いて20分でもはや絶望を感じるのでした。

続きはまた次回。