義母もまた、ちょっと変。
いや、ちょっとじゃないかも。
というか、もしかして夫の変なのは義母の遺伝なのかも?
私が初めて義母に会ったのは、結婚が決まってからの挨拶の時でした。
なんとなーくだけど、根拠もないのに上手くやっていけるような気がしていました。
今も不仲という訳ではないのですが、きっと義母は私に限らず”誰とも”仲良くないです。
娘とも旦那さんとも私の夫である息子とも。
初めての挨拶の時は「明るくていいお母さんだな」と思いましたが、そういう印象を持ったはその初対面の時だけです。
2回目に会ったのは、両家の初顔合わせの時です。
お互いの実家が遠くて、夫の両親は飛行機に乗って私の実家まで挨拶しに来てくれました。
初対面の印象が良かった私は、何も心配していませんでした。
ですが、義母は私の実家に入るなり、私の両親と「初めまして」の挨拶も無しに、
「息子は嫁に出したと思ってますから!」と言い放ちました。
その当時、夫は転勤で私の実家の近くに勤めていたので、息子を取られたかの様に感じたのかもしれません。
しかも、夫の実家は関東なんですが、関東版ゼクシィを何冊も抱えて家に入って来ました!
てことはですよ?飛行機に乗るときにあんな重い本抱えてるなんて有り得ないから、きっと車の中ですぐに出せるようにスタンバイしてたってことなんですよね!
で、またまた挨拶も無しにゼクシィをドサッと置いて「結婚式はこっちで挙げてもらいますから!」と更に言い放ちました。
でもその時、籍を先に入れて結婚式を海外でするのか、挙げないのか、国内でするのか、まだ全然考えてなくて完全に寝耳に水でした。
よく覚えてないですけど、きっとこの後に挨拶やっとしたんだと思います。
その後は、早く打ち解けられる様に私と夫で温泉旅行を計画していました。
またそこでもビビる事がありました。
旅館について、ご飯を食べて、温泉に入るという事になって、私と母と義母は一緒に浴場に向かいました。3人で露天風呂に入って義母は息子が本当に可愛いようで、夫の学生時代の凄かった話なんかを聞かせてくれました。
で、私と母はサウナ→水風呂→サウナ→水風呂を延々と繰り返すのが大好きで、義母が先に上がるというので「私たちはもうちょっと入っていきますね!」と言って、母とサウナ水風呂をダラダラと1,2時間入りました。さすがにバテて来て上がって脱衣所に行ったら、義母が脱衣所のベンチに座って待ってたんです!!!!!!!!!!!!!!!!
ずーーーーーーーーっと待ってたんです。
携帯もテレビも何もない脱衣所で。
私と母は平謝りしました。
もちろん私たちが悪い?のかもしれませんけど、ずっと待ってます?
脱衣所のベンチで、猫背で下を向いて、じーっと待っていた姿が今でも忘れられません。
義母も、全てにおいて悪気が無いんだと思います。
だから、こうしてブログに書いてしまうのは申し訳ないのですが、夫との結婚生活を語るのには欠かせない存在なので書かせてもらう事にしました。
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